2025年6月12日㈭ 新聞最新見出し
1面/閣僚会議始動、コメ増産策へ転換
ヤマタネが九州コメ卸を子会社化
2面/主食用転換に危機感(酒造中央会)
有事に強いコイン精米機需要急伸
3面/備蓄米販売店支援(アサヒパック)
全米販が組合員「搗精余力調査」
4面/東北産も相次いで4万円割り込む
2025年6月9日㈪
1面/※政使用米の5㌔店頭2980~4480円
2面/原料高騰に危機感強い(全国味噌)
大手コンビニ、備蓄米㌔360円発売
3面/稲作農家5割超が「コメ高すぎる」
高知早期米産地は出穂期入り間近
4面/日炊協会員コメ使用量7万5400㌧
食味グランプリ「玄米王」募集開始
5面/生産者にパック米飯受注生産提案
6面/※政放出で5000~7500円の大幅下落
※政=政府備蓄米
2025年6月5日㈭号
1面/随意契約で米穀店に3年産※政2万㌧
大手小売向け※政計61社22万㌧確定
2面/※政16万㌧含め4月末在庫168万㌧に
5月上旬の※政末端到達は2割どまり
3面/「コメ増産の動向を注視」(全麦連)
包装餅生産が2カ月連続で2ケタ増
4面/※政出回り増え東北主要銘柄も反落
2025年6月2日㈪号
1面/米穀店向けに3年産※政随意契約枠
食糧部会で備蓄運営めぐって議論
2面/生産者に買入3万円打診(全米工)
6年の包装米飯生産量が11%増加
3面/売上高が過去最高額に(農業白書)
6次化販売額が記録更新2・2兆円に
4面/セブンおにぎりCMにイチロー氏
のむらがFOOMAで鮮度保持袋
5面/栃木発の本格「ライスウイスキー」
6面/B銘柄含め相場は1500円前後反落
2025年6月2日
農水省が米穀店2万t・中小スーパー6万t枠で備蓄米の随意契約を再開
(申し込み約1300件で2日にもいったん受け付け休止)
農水省は5月30日、いったん休止していた政府備蓄米の随意契約において買い受けの資格審査と申し込みの受け付けを再開した。対象は、精米能力を有する米穀小売店(=米穀専門店)と中小の小売業者 (=中小スーパーなど)で、それぞれ令和3年産を2万0077t・6万0232tの枠で提示している。
3年産備蓄米の売渡価格は1等で60kg税抜1万0080円。2等300円引き、3等1300円引きの等級格差を設けている。産地・品種・包装を指定できない。米穀小売店の場合、原則、紙袋で引き渡す。
買受資格は、米穀小売店は精米能力(=精米設備)を自社あるいはグループで持つ者で、数量要件はとくに設けていないが、引き渡しの最低ロットが10㌧(167俵)または12t(200俵)なため、1車取りできることが要件となる。なお、最大1000tまで申し込むことが可能。
中小スーパーなどの買受資格は、グループ会社の実績を含め、年間1000t以上1万t未満の取扱(見込)実績が条件となる。
買受者の希望した場所で車上渡しにより引き渡す。また、販売業務などの委託先となる受託事業体(商社・卸など)と協議の上、在庫倉庫での在姿渡しも可能。引き渡し場所までの運賃は、輸送距離に関わりなく農水省が負担する。
買受者は、受託事業体との間で契約を交わし、受託事業体に代金を支払う。受託事業体が国に代金を納付したあと、備蓄米の引き渡しが行われる。
買受者は、①6-8月の販売計画②隔週・毎月の販売実績――を農水省の企画課に提出する義務がある。中小スーパーは、POSデータの提供が求められる。
5月29日にWeb会議方式で行われた説明会の参加者によると、備蓄米の販売先として飲食店や弁当店向けなど業務用販売は認められず、主に店頭での一般消費者向け精米・玄米の販売を想定していることが説明された。
また、包材への「備蓄米」の表示は任意だが、販売(責任)者名か精米工場名を表示する必要がある。小売販売価格に上限など制限を設けていない。なお、小泉進次郎農相は、国会審議などで3年産備蓄米の小売価格水準について「5kg1800円くらい」と言明している。
※農水省は、申込再開初日に電子メールでの受付件数が約1300件に達し、米穀店枠が上限に達する見込みとなったことから、米穀店枠は2日午後5時にいったん受け付けを休止する予定。
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