🔶2025年8月5日 新聞発行日の変更と夏季休業について
8月11日㈪が祝日となりますので、7日㈭の次号は12日㈫、次々号は15日㈮です。また14~17日の夏季休業に伴って18日㈪付は休刊とさせていだたきます。
2025年8月4日㈪ 新聞最新見出し
1面/需要量37万㌧上振れの711万㌧に
福井ハナエチゼン内金2万3000円
2面/ヒヨク作付け減小は小幅(全米工)
豪州SBS、中粒種195㌧不落札
MA一般輸入は中粒種16万㌧確定
三重で五百川の刈り取りスタート
3~5面/7年産米生育の本紙全国調査
高温障害に打ち勝つコメ作り
5面/おむすびで「お米教室」(幸南食糧)
6面/青森まっしぐら関東着2万9000円
2025年7月31日㈭
1面/随意契約政の流通目詰まり鮮明に
7年産のCR売り唱え3万円台前半
2面/新潟JA「適正価格は再生産+a」
随契政待ちで5月のコメ購入6%減
3面/おにぎり専門店市場拡大262億円
仙台量販、銘柄米5㌔4000円超9割
4面/中通・会津コシ関東着3万円に戻す
※政=政府備蓄米
2025年7月28日㈪
1面/政販売で小売価格が8週連続下落
MA枠内の米国産拡大で日米合意
2面/ 舞台ファームが全国展開へ新構想
18日に千葉五百川の収穫スタート
3面/「みどり認定」8割増加2万8218人に
「地域資源を徹底循環」(鈴木教授)
4面/ 都内で「こだわり米産地説明会」
5面/ 優良食材の採用でコメ販売に弾み
食品メーカー調査サービスを開始
6面/ 早期コシ先渡し3万3~6000円水準
2025年7月25日㈮
1面/作付転換で7年産主食用56万㌧増へ
佐賀七夕コシ卸価格3万7200円に
2面/新潟の主食作付さらに1000㌶増加
北陸4県は長期間の高温少雨警戒
3面/大豆など豆類の品質守るエア搬送
八代目儀兵衛が「ライスバーガー」
4面/秋田こまち関東着2万9500円回復
2025年7月30日
需要実績が37万㌧上振れも要因つかめず需給見通し見送り
(小泉農相隣席の食糧部会が異例の事態に)
農水省は7月30日に東京・霞が関で食糧部会を開き、基本指針について諮問通り答申を受けた。ただし開会あいさつで小泉進次郎農相が「米穀の需給見通しについては、検証結果を踏まえ、あらためて審議をいただく」と説明した通り、現時点で判明している数値だけを提示する異例の指針審議となった。
農水省農産政策部の国枝玄・企画課長が令和7/8年の需給見通しについて「現時点で分かっている値」を基に可能な範囲で需給状況を提示。6年6月末の民間在庫量153万㌧と6年産主食用米生産量679万㌧を合わせた6/7年の年間供給量832万㌧に、政府備蓄米の供給量36万㌧(入札分31万㌧・随意契約分5万㌧)を加えた供給量の総計は868万㌧に。一方で今年6月末の民間在庫が157万㌧(備蓄米12万㌧含む)で着地した状況を踏まえ、年間需要(販売)量の実績を711万㌧と算出した。
5/6年に需要実績は事前の見通しを24万㌧上回る705万㌧だった(実績ベースで前年比14万㌧増)。これに続く6/7年の需要量711万㌧は、5月指針の見込量674万㌧を37万㌧上回り、実績ベースで前年比6万㌧増。2年連続の需要増(計20万㌧)ということになる。
6/7年の需要量が見込みを大幅に上回る結果となった要因について、農水省から明確な説明はなかった。結果的にみれば、需要見込量を前年よりも31万㌧少ない674万㌧に抑え込んだことが、大きな見誤りにつながったとみることもできる。
一方、7/8年の主食用米の需給見通しについては、今年6月末の民間在庫157万㌧と、同月末現在で調査結果が判明した7年産主食用米の作付意向(動向)から予想される生産増加量56万㌧を加えた生産見込量735万㌧を合わせ、計892万㌧の供給見込量を示すだけにとどめている。国枝課長は、「需要量見通しと来年6月末の民間在庫については、今後の検証を踏まえてあらためて提示する」考えを伝えた。
仮に5月指針の通り7/8年の需要量が663万㌧にとどまれば、来年6月末の民間在庫は229万㌧となり、72万㌧増加する計算となる。さらに今後流通する随意契約備蓄米25万㌧を供給に加えれば、来年6月末の民間在庫は今年を97万㌧上回る254万㌧にも膨れ上がる。
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