6月末在庫は19万㌧増の219万㌧に

 需給見通し~需要量は10万㌧減704万㌧

 農水省は7月29日に東京・霞が関で食糧・農業・農村政策審議会の食糧部会(部会長=大橋弘・東京大学公共政策大学院長)を開き、基本指針(米穀の需給および価格の安定に関する基本方針)について生産・流通・実需などの委員か諮問通り答申を受けた。令和2/3年(2年7月~3年6月)の需要量(販売量)は、前年実績を10万㌧下回る704万㌧で確定。今年6月末の民間在庫は前年より19万㌧多い219万㌧(9.5%)となっている・・・


堂島商取、先物本上場申請変えず

  ㈱大阪堂島商品取引所(中塚宏一社長)は7月29日に記者会見を開き、16日に申請していた先物取引の本上場移行が農水省の認可を得られない場合も、試験上場の延長申請には切り替えない方針を表明。あくまでも本上場の認可を訴えていく姿勢を強調した。本上場への移行申請について農水省は27日、堂島商取の意見聴取を5日に行うと発表した・・・