2年の精米販売、9カ月が前年割れ
コロナ禍の影響鮮明に~
農水省はこのほど、年間の玄米仕入れ数量が5万㌧以上の販売事業者を対象に、昨年1~12月の精米販売数量・販売価格の動向をした結果を前年同月比で集計し発表した。コロナ禍を受けての臨時休校や緊急事態宣言、外食自粛・在宅勤務の定着なので影響が色濃く表れている。量販店など小売事業者向けの精米販売は、昨年1月には前年同月並みでスタート。しかし、2月は同月26日よに発出された臨時休校要請を受けて家庭用の仮需要が発生し、前年同月比で10%増加した。家庭用の仮需要は3月に24%増にハネ上がり、緊急事態宣言が発出される4月まで続いた・・・